溶けないマーガリンと溶けても残るアイスクリーム

 もうかなり前のことになりますが中国を縦断する企画がありまして同行したことがあります。
 旅程での様々な出来事は異大な中国と呼ぶにふさわしいエピソード満載なのですけど、何にもまして不思議なのは食べ物です。
 子猿の生首とか、犬肉やヒトデ(海星)の串焼きとかそう言ったものもあるんですが、もっと庶民生活側の食品に不思議いっぱい。
 たとえば、同じジャムなのにあからさまに見た目の内容量(表示内容量は同じ)が異なってるなんて当たり前のこと。
 で、何を突然思い出したかといいますと、広州の南沙でのマーガリンとアイスクリームです。
 中国の地方都市というのは電力の供給が不安定で停電が日常生活の一部になっています。
 ですから、冷蔵庫なんて信用がないわけです。
 我が国の一般家庭のごとくに冷凍庫に冷凍食品やら肉やらがすし詰めになることは、ほぼありません。
 そこで、さすがは中国さん。冷蔵不要のマーガリンを開発??しまして、これが日常に行き渡っています。このマーガリン、怖いほど溶けません。
 熱いトーストに塗ろうが、湯銭しようが全く溶けない。しかも固い。仕方なく削ってパンに散らして食べました。味も僕の知る限りマーガリンとは別の食品でした。
 成分をみると乳脂肪、植物性油、その他保存料となっていた気がします(もっと詳細に書きとめておくべきだったと今更ながらに後悔)。
 その他の材料って何を使っているのでしょうか?とても気になって、残りは尊崇の念を抱いて台所に安置させていただきました。今もそのまま置いてあれば、きっと姿変わらずにおわすはずです。
 パルメザンやハードエダムのような削って使うマーガリンとの貴重な出会いでした。
 溶けないといえば思い出すものがもう一つありまして、そうアイスクリームです。
 買った時は普通の(ちょっと歯ぬかりのする)ラクトアイスっぽいのです。
 ですが、6時間停電した後も形をとどめているし、夏場に持ち歩いても形が崩れません。これって??
 後日、北京でアイスクリームを買って持ち歩いているうちに、溶けて棒だけになった姿を見て「おお、本当のアイスだー!」などと感動の声をあげたスタッフもいました。
 ちょっと前に話題になった「溶けないソフトクリーム」なんてのがありましたけど、今から20年以上も前のことですからね…。
 トルコのサーレップのような高級食材を使っていたとも思えませんし、山芋やサツマイモ澱粉が主成分だったのかな?なんて思い返したりしています。
 不思議な国、中国。
 仙山や密林に踏み込まなくとも、きっと今も身の周りは不思議でいっぱいです。
 
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