森夜ユカ " Eat me or Drink me "

森夜ユカB5-1

 昨年の7月か8月か、覚えていないのだけれど汗を拭きながら歩いていた気がしたので夏だったと思いますが、なんとなくパラボリカ・ビスに立ち寄ったことがあって、特に誰かの個展が見たいというわけではなく、仕事上で時間があったのかどうだか、今となっては思い出せませんが、まあ、とにかくそういうことで立ち寄ったんです。
 何かしらの展示はされていたのだろうけれど、とんと記憶がありません。印象に残らない作品だったのか、単に興味がなかったのか、恐らくどちらも当たっているでしょう。
 普段はあまり見ないグッズコーナーをその日はじっくりと見て廻りました。
 それまで関心が無かったわけではなく、雑多な感じがする、ゴスロリの駄菓子屋的な印象を受ける販売ブースを僕のような者が徘徊していると、ロリ好きの危ないオヤジにみられる恐れがありましたので遠慮していただけです。
 書籍からフィギュア、ポストカード、缶バッジみたいなものなものまで、雑貨好きの僕には相応しく、面白いです。
 それまで心を惹かなかったものが手に取ることで少しずつ興味が湧いて来たりもします。
 本のページをめくったり、ポストカードを取り出してみたり、あれやこれやしていたら、喫茶コーナーにも商品が置いてあることに気づき、そちらへも。

 そこにベニテングダケらしきものを芳しげに手に持ち、今にも唇にあてそうにしている女の子の絵をみつけました。
 キャンバスにアクリル絵の具で描かれた柔らかな色彩の作品です。
 僕はキノコと少女が好きなんですよ。
 不思議の国のアリスの大ファンなもので。
 描かれている少女はアリスよりはお姉さんでしたが。

 森夜ユカB6 

 しかし気に入った絵を見つけたのものの、そこから悩みが始まります。
 これが変わったつくりの作品で、飾ることを前提とする僕にはちょっとネックになる代物でした。
 絵は額装して飾るのが一般的なのですが、この絵はそれに馴染まないのです。
 どういうことかと言うと、絵を描いたキャンバス2枚を組み合わせてファスナーをつけただけの、極めてシンプル手抜きなつくりのバッグになっていたのです。
 しかもバッグとしては絶対に実用には向きません。
 万が一、強引に実用にしたとしても、とても僕には持ち歩く勇気はありません。
 作品を傷つけますし、僕のようなオヤジが持ち歩いたのでは作品に申し訳ないですしね。

 
 森夜ユカB3

 同じ作りの作品はふたりの作家によって4種類が出ていた気がします。
 ひとりは作家名を覚えておりませんが、僕が気に入った絵の作家は「森夜ユカ」とありました。
 その森夜ユカのバッグは2種あり、交互に手に取って眺めすがめつして、結局は第一印象に従って決めました。
 因みに反対側の絵にはキノコはありませんが、こちらも気に入っています。
 作品名がありませんでしたのでわかりませんが、モチーフはアリスかもしれないですね。キノコとシロップ。
  " Eat me or Drink me "というタイトルは僕が勝手につけさせていただきました。
 キノコは踏まれていますし、シロップは撒かれてしまっていますけどね、そこは許容範囲ということで。

 森夜ユカB7 

 森夜ユカという作家についてはまったく知りませんでした。
 スタッフの方に「この作家さんのプロフィールを書いたものか、画集のようなものはないですか?」とお訊きしたら「今のところ出ていません」と無下に言われてしまいました。
 
 あれから日が経ちまして、先日、横田沙夜さんの個展に行った折、森夜ユカのポストカードを見つけて何枚か購入してきました。

 森夜ユカP1 森夜ユカP2

 どこかで個展が開かれるなら見に行ってみたい作家さんですね。

 バッグの絵はどうしたかと言いますと、一時は分解しようかとも思ったのですけど、壊すに忍びなくバッグのまま額装しました。
 MSの油彩額を加工してリバーシブル仕立てにしたのです。
 同時に2作品を並べて見られないのは残念ですが、気分によってひっくり返しながら眺めるのも良いものです。

 森夜ユカB1 森夜ユカB2



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テーマ : ひとりごと…雑記…きままに
ジャンル : 日記

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No title

森夜ユカさん、いいですね!!
見とれてしまいました。
ぼくの好きな世界観です。
片方の靴下が脱げていたり
ちぐはぐだったりするところに
きゅんとなります(笑)

偕誠 様

お世話になっております。
また、コメントありがとうございます。
森夜ユカさんは独特な味がありますね。
可愛い女の子というだけではなく、ほんの少し壊れた感覚というか、頽廃的なエロティシズムがあります。
今井キラと作品の印象が被るところもありますが、今井キラは動きのある陽の世界の少女たち、森夜ユカは陰というか夜の少女たちかもしれないですね。
機会がありましたら他の作品もご紹介したいと思います。
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