成田高校「葉牡丹祭」

 9月8日(日)、千葉の成田高校の文化祭にちょっぴりお邪魔してきました。同校の文化祭は校章に因んで「葉牡丹祭」と呼ばれています。

 葉牡丹祭01

 校章の葉牡丹には、男子の高潔、女子の優雅、人間としての品性高雅の意味が込められていて、文化祭もその理念に基づいて行われています。
 また校章の意味とは別に、葉牡丹には「慈愛」「動じない心」という花言葉もありますから、成田高校には相応しいと思います。

 基本は「研究発表」を主体としておりますのでお化け屋敷や縁日はNGです。アトラクション性が強く、勉学による創意工夫が凝らせないからということなのでしょう。
 でも、「日本の文化と物の怪」みたいな取り上げ方なら可なのでしょうか?源氏物語、日本霊異記、御伽草子など文学とも切り離せないですし、井上円了のように哲学に取り込むということもできますよね。来年はどこかのクラスでチャレンジしてみてはどうでしょう。
 とは言え、そこは高校生ですから何も縁日やお化け屋敷、食べ物の屋台ばかりが文化祭を創るわけではありません。各学年クラス、部活動とも熱気とやる気で満ち溢れていました。

 最初に見たのは3年H組のダンスでした。タイトルは「古川 sHow Time~男だらけの革命~」です。
 はっきり言って何を訴えたいのか皆目わかりませんでしたが、パワーがすごい。人工グランドを縦横無尽に走り回り、組体操でリフトなどを取り入れての力技を披露。しかも生徒に混じって「担任教師」までもが参加していたとか。因みにタイトルは「男だらけ~」ですが女子生徒もいました。
 参加している生徒が心から楽しんでいる顔。いい顔してましたね、皆。クラスに協力しているのではなく、自分が創っているのだという自負が一人一人に感じられました。
 人工グランドでは3年生のダンスのほか、空手部、バトン部が成果を発表していました。

 校舎に入って一気に5階まであがり、下がりながら各教室を見ていくことにしました。
 最上階では、茶道部が「おいtea、楽tea、美tea」(おいティー、たのティー、うつくティーでいいのかな?)、百人一首同好会が「かるた、やりませんか!?」というお題で体験型で成果を発表していました。
 実験や体験を主にした来場者参加型の発表というのはいいですね。こどもたちが喜びます。大人は見栄がありますのでなかなか参加したがりませんけど。
 生物部では「人工イクラと葉脈標本」をやっていました。生物実験室の窓辺には栽培して増えすぎてしまったベンケイソウが並べられ、ひと鉢10円でさりげなく販売もしていました。食べられるはずの人工イクラですが、今回は衛生上の問題で食用不可だったようです。

 すぐ隣の教室では「影絵 みにくいあひるの子」をやっていました。人形や切り絵を使うのではなく、もっともアナログな方法、つまり「手」で表現するという力作でした。
 ストーリーは細かな部分をすべて排除して、アヒルの子の誕生から親とはぐれた後に旅にでて白鳥になるというストレートなダイジェスト版でしたが、それがかえって成功していたと思います。

 美術部では七宝焼きとマーブリングの団扇の制作。科学部では手作りの実験器を触ってもらって科学の不思議をしってもらうなど部の特色をだしていました。書道部では書のほか、部員が書いた文字をエングレービングしたグラスなどを制作して展示していました。
 文芸部にも立ち寄らせてもらったんですが、生徒が書評を披露しておりまして、芥川賞受賞作である藤野可織「爪と目」の辛口書評や「ゆりとレズの境界」の考察など興味深く読ませてもらいました。
 ピタゴラスイッチに挑戦しているクラスもありました。全部の回で成功というわけにいかなかったようですが、きちんとリベンジできたようです。
 
 各教室のディスプレイにも力をいれていましたね。
 あるクラスは、イースターやクリスマスの起源、風習などを調べて発表していました。教室をテーマごと黒いビニールで4つにセパレートし、そこにイースターやクリスマスの飾り、レポート、クイズなどの札を貼り付けていました。写真をお見せできないのが惜しまれます。そこでは射的やクイズで来場者に参加してもらう工夫も凝らしていました。

 講堂や特設ステージでも演劇、個人パフォーマンスが披露されていましたが、その全部を見るのが不可能であったことが残念です。一般公開日があと一日あれば、もう少し見られるのですけど。
 短い時間だったとはいえ現役学生の文化祭のエネルギーを全身に感じられて満足できた一日でした。来年は十分に予定をとって見にいってみようと思います。
 
 成田高校並びに付属中学の皆さん、お疲れ様でした。そして、どうもありがとう。

 また来年、お会いしましょう。

 



 


 
  
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